人差し指が教えてくれたこと

料理をしていて、左人差し指の爪を切ってしまった。
それからというもの、この指が気になって仕方ない。
爪が欠けた部分に、髪の毛が引っかかったり、衣服の糸が引っかかったり、気を抜いていると、些細なことが痛みにつながる。

絆創膏を貼って、無意識の事故を防ぐことにしたが、今度はキーボードを打つときに邪魔になって仕方ない。
結局、絆創膏を外し、普段の生活でも人差し指に意識して過ごすことにした。

そうすると、意識的に“今”に集中できる場面が多くなった。
人は、何か行動していて、そこに意識が向いてないことが場合が多い。
髪の毛を乾かしながら、他のことを考えている。
洋服を着替えながら、次の予定のことを考えている。

頭の中は、いつも行動とは違うところに意識が向いている。

意識がどこかに飛んだ瞬間に、爪に何かが引っかかり痛い。
意識を人差し指に集中させ、今とっている行動に意識を向けることで、“今”を感じられる。

人差し指の思わぬ事故が、私を“今ここにいること”
集中できるきっかけをくれた。

〜シンプルライフ〜

・あなたは、今、ここにいますか?
・何かしながら他のことを考えすぎていませんか?

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